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2000年12月 

12月31日 sun.  良い年でしたか? 戸次 三郎です。

今年も、今日でお仕舞いです。長曽我部さんからこの日記帳を引き継いで、まだわずかですが、毎日日記を書くということは大変なことでした。今週は、スタッフの皆さんの力を借りて何とか20世紀を終えることが出来ました。
長曽我部さんもだいぶ元気になられたので、新年からは長曽我部さんと私のダブルキャストで日記帳を続けていきたいと思っています。元旦は、取りあえず長曽我部さんにお願いしてありますので、お楽しみに!
今日のために取っていましたミレニアムのワインを、大晦日の今日、世紀をまたいで飲んでみました。イタリア・トスカーナのキャンティーの赤・白の2本組ですが、辛口なうえに1本500mlと小ぶりでしたので1人で飲破しました。偶々世紀の変わり目を体験出来たため、私は、自分の人生を振り返る気持ちになりました。このワインを贈ってくれた人にも感謝しつつ、自分の半生を反省しています。明日からは、生まれ変わった戸次三郎をお見せできると思ってます。

良いお年をお迎え下さい。

12月30日 sat.  20世紀の煩悩(5) 熊本 マリ

私は、20世紀しか知らないけど、色んなことがあったわ。もちろん、音楽を通しての事がメインだけど、スペイン、ニューヨーク、ロンドン、そして日本で沢山の勉強やキャリアも積ませてもらって「アッという間にここまで来た」って言う感じ。多くの人との出会いも忘れられないことばかり。

21世紀は、まず、今年迎えるデビュー15周年を私の音楽人生に誇れる、また、みんなの心に残るものに創り上げたいと考えているの。久しぶりのバッハのCD、全国ツアーはコンチェルトを予定しています。今まで、ガムシャラにピアノに取り組んで来たんだけど、これからの人生は、「自分にも聴衆にも残るもの」というテーマでじっくりと、音楽の深い部分にアプローチしていこうと思っているの。そのために、ピアノを一生懸命やろうと気持ちはとても高ぶってるわ。その先には、良い出会いがあることも期待しています。

12月29日 fri.  20世紀の煩悩(4) 平 潤子

ピアニストの平潤子です。わたしは、これまでの人生がとても地味で堅実と言えば立派ですが、ちょっと臆病な生き方をしていたように、最近、感じるようになりました。この頃は、ピアノも日常の生活も、自分次第でもっともっと楽しく、もっともっとレベルの高い世界にポジションを置くことができると言うことが解ってきました。21世紀は私自身、もっとアクティブにもっとポジティブに生きて、思いっきり音楽や人生をエンジョイしたいと思います。今まで知らなかった色々な世界、色々な音楽を教えてくれた、わたしのまわりの人たちに感謝しています。ありがとうございました。

12月28日 thu.  20世紀の煩悩(3) 岡本 真

始めてこの日記帳を書くことになりましたミューズ音楽院の岡本真です。20世紀の煩悩を書き捨てるコーナーに一言だけ恨み言を書き残します。ぼくも煩悩をここに書き捨てて、きれいな気持ちで21世紀を迎えたいと思います。

ミューズ音楽院が創立して、20年近くの年月が経とうとしています。この20年の間に、ただ1人だけ、イヤな思いをした講師がいます。Hという女性の講師ですが、このH女史、オーボエを武蔵野音大で専攻して卒業と同時にある偉い先生の推薦状を持って、ミューズ音楽院にやって来ました。「自分はオーボエの専攻であるが、ピアノが得意なので講師で雇ってくれ。」とのこと。推薦状もあり、教室でも講師が不足していた時期であったため、ピアノの講師として働いてもらうことにしました。しかし、いざ、仕事が始まってみるとソナタは引けないので小さな子供しか教えない!リトミックはやりたくない!とわがまま放題。こちらとしても推薦状の先生の顔を立てて、20万円程度の給与保証を約束しておりましたし、別口の演奏の仕事にも色を付けて個人の手出しでギャラを支払ったりこともありました。ただ、休むこともなく、あてがわれた仕事はちゃんとやってくれましたので安心して生徒を任せていましたところ、ちょうど3年目を迎えようという時に、「約束の3年を務めましたので、今月でやめます。」と言ってきました。

この業界は、女性が結婚までの腰かけでやってみようという人が多い中で、生徒の教育上の事を考えると毎年先生が変わるようでは、一貫した芸術教育が出来ないと言うこともあり、入社時に「最低3年」の勤務を約束してもらっています。その3年を務め上げたことは立派としても、そのことを逆手に、「3年務めたのだからやめる」というのは、こちらがお願いして始まった話ではなないだけに、退職理由としては納得がいきませんでした。「今まで、あんたのために嫌々働いてやった」というニュアンスさえ感じられます。次の仕事が見つかったからという、自分の都合に他ならない理由なのですが、それを明かさずに、私に恩を着せるような言い方は許せません。

この女性、演奏者として仕事もし、その後、幸せな(?)結婚をして子供ももうけたと聞いています。こんなに純な人間を欺いて、踏み台にして・・・。

12月27日 wed.  20世紀の煩悩(2) 長曽我部 誠

20世紀の煩悩を書き捨てるコーナーにお声を掛けて頂きありがとうございます。ぼくの煩悩をここに書き捨てて、きれいな心で21世紀を迎えたいと思います。

20世紀に一番嫌な思いをしたのは、サックス奏者のO氏のことです。ぼくのニューヨーク苦学生時代に、芸大出身のO氏が「ニューヨークにジャズの勉強に行きたいのでよろしく」と手紙が来ましたので、「ただ来ても、不良滞在者と同じになってしまうから、良く準備して来なさい。」と返事を出しました。「サックスのマルタの世話になるので、迷惑はかけない。ただ、ニューヨーク到着の時だけ迎えに来てくれ。来週の月曜日の朝、5時に着く!」故の強引な手紙が来て、ぼくは5時にJ.F.ケネディ空港に行くため、空港行きの地下鉄駅の近くに住む友人(藤原清登)のアパートで徹夜して、とても危険な午前3時頃の地下鉄に乗り、ケネディ空港で彼を出迎えました。着くなりO氏は、「マルタと連絡が取れないので、しばらく居候させて欲しい。」と言い出し、ぼくも放り出す訳にいかず、我家に案内しました。しかし、いつまで経ってもマルタと連絡をとる様子もなく、ぼくも2人のルームメイトとの家賃や電気代等の約束があるため、1人居候が増えると家賃等の割合も変わってくるし、もう1人住むだけのスペースもないため、音楽院のステューデント・オフィスの紹介で下宿を見つけてあげて、引っ越してもらいました。それまでの期間、ぼくのアパートでサックスを練習されては、ルームメイトやアパートの住人たちにも迷惑がかかるので、音楽院のレッスン室を借りてあげたり、どこへ行くにも案内をしたり、ぼくもニューヨークで生きていくのがやっとだった学生にしては、随分と一生懸命面倒を見たと思っています。(サックスは一番大きな音の楽器なのです。)

ところが、新しい住居が見つかったとたん、食事に誘っても、電話をしても、「なんでニューヨークに来てまで長曽我部さんとつきあわないかんと?」と、なんとも連れない返事で、結局、その後は二度と会うこともなく、(もちろんO氏からの連絡はなし。)O氏は約半年の不法滞在の後、黙って帰国してしまいました。ニューブリードやシャープス&フラッツでバンドマスターを務めたO氏、バンド崩壊の後どうしているか知りませんが、これでは、人間としてはだめでしょう?どんなに実力があっても、絶対に本当の友達や仲間は出来ないはずですし、人道上許される行動ではありません。ジャズベーシストの藤原清登さんと「O氏は、変な奴だったね。」と何かの折に話しますが、清登さんによるとジャズの世界でも存在感は薄いようです。

12月26日 tue.  20世紀の煩悩(1) 戸次 三郎

世紀末を迎えるにあたって、20世紀の煩悩をこのページに書き捨てて行きたいと思います。このHPの関係者がリレーで今世紀の忘れ去りたい思いを綴っていきます。

今日は、私、戸次三郎の煩悩を書き捨てます。

私は、自分がとてもイヤな人間だと言うことを知っています。しかし、自分のことを差し引いても、イヤな奴がたくさんこの人間世界に棲息している現実を、私は許せません。映画「シックス・センス」は、"成仏できずに現世をさまよっている人々"の話ですが、人間が作った社会のしくみや強者弱者の力関係によって葬られたり、つらい立場を強いられた人たちはさぞかし悔しかろうと思います。 そんな意味で、私は、日本という国家の体制を恨んでいます。政治家がどうの、官僚がどうのと批判を浴びているのはあたりまえで、権力や利権をかざして民衆を苦しめている国家、地方自治に関わっているある意味での権力者が許せません。言い換えれば、彼等は強烈な利己主義者なのです。自分が良ければ、他人はどうでも良い!そんな考えを中心に生きているのですから。そして、私に関わる、他人の事を考えない利己主義者すべてが嫌いです。

話が漠然としてしまいましたが、あまりに大きな話なので具体的な例を挙げられませんでしたが、明日からは、各々がパーソナルな事項を書いてくれると思います。

長曽我部誠特別投稿

12月25日 mon.  たった一人のクリスマス

今年のクリスマスは、たった一人で迎えました。色んな人が、寂しいぼくを心配して小さなクリスマスグッズを持ってきてくれました。おかげで、ヒッソリとですが、クリスマスらしい気分に浸る事が出来ました。田島優衣ちゃん、白石和子ちゃん、平潤子ちゃん、柴田祐子ちゃん、寺坂友里恵ちゃん、益田しおりちゃん、岩瀬小夏ちゃんありがとう!世紀末のささやかなクリスマスを迎えられたことに感謝します。THNKS JESUS.

12月24日 sun.  世界最高のシャンパン「クリュッグ」

クリスマス・イブの今夜は、仏教徒の私も、国民行事としてのクリスマスをひっそりと楽しませてもらいました。と言っても、自室でシャンパンを開けただけなのですが。そのシャンパン"Krug"は、ドン・ペリでさえ金属製の樽で熟成されるのですが、唯一「木の樽」を使用しているとのことです。そのため、辛口でコクのある味、他の銘柄で感じられる甘味感もなく、良質の辛口のワインを楽しむように飲めます。年に1度くらいは、贅沢な気分を味わっても良いでしょう。一人だけでごめんなさい!

12月23日 sat.  岡本真さんのアランフェス協奏曲演奏会

クリスマス・イブの前日、通称「イブイブ」の今日、オーボエ奏者の岡本真さんのクリスマス・ディナーショーに出掛けました。「アランフェス協奏曲」と題されたディナーショーは、ピアノが平潤子さん、テレビ局のアナウンサーが案内役を務めて進められました。ただ、岡本真さんが曲目解説や進行もほとんど取り仕切って、最後のアランフェス協奏曲までの1時間半、暮れの喧騒を忘れさせてくれました。オーボエ・ダモーレで奏されたアドリブ入りのアランフェス協奏曲では、涙を拭う人も見掛けられ、感動的な音楽空間を過ごさせてもらいました。質の高い演奏を聴いて、ミュージック・セラピーの意味も良くわかりました。20世紀の垢を全部洗い流したような気がします。
  イブは、取って置きのシャンパン「クリュッグ」を開けます。今度は、自前です。

12月22日 fri.  別格!シャトー・ラ・トゥール

先日の奥さまからお誘いがあり、本日、シャトー・ラ・トゥールを賞味して参りました。シャトー・ラ・トゥールは、ラ・トゥールというマンションに住んだ時、友人から引っ越し祝いにもらって飲んで以来、9年ぶりになります。当時の舌が未熟であったせいで、その味は、私の記憶からは消え去ろうとしていましたが、今夜、見事によみがえりました。ボトルを開けた瞬間から、ただよって来る強烈な甘い香り。時間を置かずとも味わえるマイルドでコクの深い舌触り。また、特に1985年ものとは、超スペシャルのシャトー・ワインでした。我が人生で、最高のワインでした。決して大袈裟ではありません。

12月21日 thu. 本日、CDレコーダー購入

パソコンの世界では、CD-RやCD-RWが当たり前になっていますが、音楽や録音の分野でもCDレコーダーなる物が普及してきました。去年まで20万円台だった物が、今年に入り10万円台前半になり、この暮れには10万円を切りました。私が今日購入したパイオニアのCDレコーダー(写真)は、CDからCDへの録音が2倍速で出来、しかも音質が元のCDと変わらない程よいのです。(ビクターからは4倍速も発売。)今までは、パソコンのCD-RでCDをコピーしていましたが、音質もかなり落ち、何しろ時間がかかるのです。パソコンに取り込むのに一苦労、CDに焼付けるのに演奏時間以上かかるのですから、1日仕事でした。そして、音質が悪いとなれば中々CDを創ろうという気にもならなかったものです。MDに録音する事もポピュラーになっていますが、CDはMDとは較べ物にならないほど音が良い。DATやテープ、レコードプレーヤーからも永久保存用に録音できますので、用途もかなり広がります。次は、DVDレコーダー普及版の登場を待ちたいと思います。

明日、シャトー・ラ・トゥールを飲みます。明日の日記を楽しみにしてください。

12月20日 wed. 年末交通安全キャンペーン

年末も押し迫ってきて、人々が慌ただしく走り回っているように思います。道路は、車が大渋滞。主婦や若者は、お歳暮だ!クリスマスプレゼントだ!と街に繰り出します。夜の繁華街には、忘年会やパーティで酔っ払いがあふれています。こんな師走の日本で、交通事故が多発しています。車対車の事故は、渋滞が激しいため人身に至ることは少ないようですが、バイク自転車歩行者が渋滞の車の間をすり抜けようとするための人身事故が多いのです。車側が保険に加入しているために、その保険で治療や保証金などについては至れり尽せりなのですが、痛い目にあったり、障害が残ったり、命を落とすのは、弱い側のバイク、自転車、歩行者なのです。1分-2分を得するために、命を落とすことになっても良いのでしょうか?車のせいにばかりして良いのでしょうか?自分の命は自分で守れ!私は、そう叫びたいのです。戸次三郎は、ここに「日本人、総アタリ屋説」をここに掲げます。私には、主婦や学生や子供達がアタリ屋に見えてしょうがありません。

12月19日 tue. 熊本マリさんからのプレゼント

療養中の長曽我部さん(前月までの日記の作者)を見舞ったところ、熊本マリさんからのプレゼントが届いたばかりでご機嫌良好。マリさんからのお見舞いか?クリスマスプレゼントか?わかりませんが、ベッドから起き上がって大ハシャギでした。長曽我部さんは、ジャージ姿で療養をしているようで、道で出会えばジョギングの途中じゃないかと思う位お元気そうでした。写真は、マリさんからのプレゼントのクッションで遊ぶ長曽我部さん、物は外国製のお星さまでした。ここにも、熊本マリさんのセンスが光っていました。

12月18日 mon. 今日もワインでいい気分

仕事帰りにフラリと、久しぶりに寄った和食「久和山」でワインを発見。昨夜に続いてワインを一本、店主と2人で開けてしまいました。きのうの82年・シャトー・スータールにはかないませんが、とてもおいしかったです。しかも、すごくお安く出してくれたようで、幸せな夜を過ごしました。きょうは、ヒラメのお刺身とテールの煮込みで、ブルゴーニュの赤を頂きました。

移転の噂があった「久和山」ですが、スポンサーがついて、今の場所でお店を続けるそうです。メニューも増やして、値段も下がりまーす。

12月17日 sun. 日曜は美味しいワインで・・・。

忘年会だ!クリスマスだ!お歳暮商戦だ!と街はにぎわっておりますが、私は、ひとり静かに「炭禪」で日曜の夜を過ごしたのでした。焼酎をチビチビとやっておりますと、隣でひとり飲む常連らしい奥さまから声をかけられ、おばさまご持参の高級ワインをご馳走になったのです。焼酎居酒屋でワインというのも奇異なシチュエーションですが、塩焼きの焼き鳥にワインのマッチングもなかなかのものでした。今日のワインを写真でご紹介します。なんと!奥さま、キャビアチーズもご持参でした。来週は、あの4大シャトーの高級ワイン、シャトー・ラトゥールをご馳走してくれるそうです。また、報告します。

12月16日 sat. はじめまして、戸次三郎でございます

長曽我部誠さんより日記帳を引き継ぐことになりました戸次三郎です。ベッキ・サブロウと発音します。大分県の片田舎出身のせいか、長曽我部さんのように知り合いがおりません。長曽我部さんよりと言うより、ほとんど友人がいないのです。ですから、日記帳もつまらないものになるかもしれませんが、一生懸命がんばります。このホームページが音楽のサイトなので、音楽の事も勉強しなければと決意しました。デジタルカメラも手に入れて、写真も掲載できればと思っています。独断と偏見で社会をズバズバ切って行くような、社会面的な日記を頭に描いています。毎日書いていかなければならないというプレッシャーのためか、胃がキリキリと痛くなってきました。長曽我部さんの体調が回復されるまで、という約束でお引き受けしましたが、どうなるか心配です。今日は、この辺で失礼させていただきます。明日から、よろしくお願いします。それでは、ご挨拶まで。