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2001年2月号第4週 (2/22〜) 

2001年2月22日  ジュリアード音楽院が舞台の映画 長曽我部

日本では、アカデミー賞のノミネート作品「キャスト・アウェイ=Cast Away」が明後日=2/24から上映されます。その「Cast Away」は、アメリカで5週続いていた観客動員No.1の座を滑り落ちています。変わってNo.1に躍り出たのは「Save The Last Dance」です。ストーリーはダンサーを目指す少女の葛藤や黒人青年との恋などを描いたもの(らしい)ですが、舞台がN.Y.ジュリアード音楽院という事もあって大変興味深い作品です。

「ダンスがどうしてジュリアード音楽院?」と思われるかも知れませんが、日本でジュリアード音楽院と言っている学校は米国では「The Juilliard School」という正式名称で、音楽科のほかにダンスと演劇のコースがあります。有名なダンサーや俳優も排出していますので、俳優のプロフィールなどを注意深く見るとジュリアードの名前を目にすることがあります。観客動員No.1の映画、ジュリアードの入試も見てとれて面白いと思いますよ。(日本公開はは未定)

2001年2月23日  音楽の月謝はなぜ安い 長曽我部

アメリカから日本にやって来たばかりの友人が、生活費稼ぎのために、英会話の個人レッスンを始めました。1時間=7,000円で喫茶店等でお茶を飲みながらレッスンをするのですが、数さえこなせれば良い収入になります。

パソコン教室も盛んですが、個人で受講すれば一流の教室では、一コマ(50min.) = 5,000 - 7,000円前後の授業料がかかります。先生は、コンピューター専門学校出身、また、コンピューター関連の会社に勤めていたような方です。

音楽のレッスンはどうでしょうか?音大を出たばかりのピアノの講師の場合、月謝が8,000-10,000円といったところでしょう。月謝という事は、月4回ということで、1レッスンに換算すると2,000-2,500円になります。音楽教室等に所属した場合、その半額位が手取り額になります。4-5才からピアノを始め、音大卒業まで20年近く専門に勉強しても、コンピューターの専門学校に2年程度通ったパソコンの先生に大きく差を付けられています。音楽大学の講師レベルで1レッスン10,000円から20,000円と、パソコンや英語のレッスンよりやや高額になりますが、このクラスの先生は、大学院や外国留学など高度な教育を受けて来た人たちです。

パソコンや英語に高額な授業料を払うのは、すぐに仕事に役立って、授業料が回収できるからでしょうか? 音楽は、一生の心の支えになってくれるのに、この国では評価が低いのです。

2001年2月24日  久和山は大幅値下げ 長曽我部

高級日本料理の「久和山」(12/18)さんの料理が、口に入りやすくなりました。メニューが変わり、大幅に値段が安くなったのです。量的にはちょっと少なくなったような気がしますが、元々、料理の種類と量にはもてあます感があったので(ぼくの年のせいかも)、超ラッキーです。店主の桑山さんが病気で入院している間に、スポンサーの「浜・・」さんがメニューを作り変えてしまったためだそうです。由布院の高級旅館「K別荘」の板前さんが毎月研修に来るほどの、一流の味=「久和山」の料理がお手ごろ価格になって、ぼくら庶民にとっては万々歳です。皆さんもぜひ出かけてみてください。常連の高倉健さんに会えるかもよ。

2001年2月24日  事故原因究明と補償問題 長曽我部

宇和島高校の練習船と米軍原潜との事故も船体の引上げ作業や責任問題が、手詰まりと言うか、進展のない状態が続いています。
ニューヨークでの街頭インタビューを聞いてみると、「60億ドルもの費用を投じて生存の可能性のない人たちや使い道のない事故船を引き上げるより、遺族への補償に当てたほうが賢い」という意見が多いようです。いかにもアメリカ人らしい合理的な考え方ですが、事故処理と補償は別問題です。まず、責任の所在が曖昧になってしまいます。補償問題を解決するよりも、責任問題の形をつけるのが道理と言うものです。船長が尋問を拒否したりで事故原因や責任の追求のメドがついていない現在、補償問題を論ずる時期ではないでしょう。責任問題を補償に置き換えてしまっては、人間として心に寂しさを感じます。

被害者遺族の周辺でも、電卓を持ち出して皮算用をする人も出てくると思いますが、船の引き上げを断念したところでその費用が遺族への補償に当てられるものではありません。世界の総力を結集しても難しい引き上げ作業らしいですが、全力でやってもらいたいと思います。誠意を持って。

2001年2月25日  焼肉屋のご飯はなぜマズイ? 長曽我部

ちょっと風邪気味のZ子ちゃんに栄養をつけるために、赤坂の焼肉屋に出かけました。お肉たっぷりのテールスープ、カルビ、ホルモンを腹いっぱい食べて、この冬を乗り越えるための体力を増強。風邪に負けないよう、もうひと頑張りを誓い合いました。
ぼくは、石焼きビビンバも大好きなんですが、カルビをシロご飯に乗せて食べるのが一番好きなんです。でも、焼肉屋のゴハン(ライス)はほとんど=どこの店もイマイチなんです。肉のレベルが相当高い店でも白ライスで満足することは少ないです。冷や飯で作るチャーハンが美味しいように、逆に、石焼きビビンバやクッパ用のお米では、シロ飯には耐えられないのでしょうね。

2001年2月26日  オランジーナは最高  長曽我部

フランス・ノルマンディ地方のオンフルールへ清水信貴さん(Fl.)や上林裕子さん(作曲)と作曲家=サティの生家を見に行った帰り道、バルビゾン派の絵画のような夕日の沈む景色に引き寄せられて、思わず車を停めて、しばし感動に浸ってしまいました。
出発する前に、一面畑の風景の中に小さな雑貨屋を見つけ、そこで「オランジーナ」という変わったボトルのジュースを飲みました。冷蔵庫からオランジーナを取り出し、キャップを開けてビンを口にしたとたん、全員が「おいしい」と叫んだものでした。オランジーナは、正確にはジュースではなくオレンジ果肉入り微炭酸飲料なのですが、のどが乾いていたせいもあり、夕日の風景とともに強く印象に残りました。

このオランジーナが日本でも発売されています。2年ほど前、始めて東急ハンズで見つけたのですが、最近、一般的に販売されました。定価130円とお手軽です。

2001年2月27日  幻のシャトー・ラ・トゥール  戸次 三郎

今日は、2月の月例ワイン会でした。予定では、3ツ星のシャトー・ラ・トゥールを囲むはずだったのですが、黒幕の大きな力により、ラ・トゥールがサン・ジュリアンに化けてしまいました。ワイン業者に予約していたのに、誰か権力者の手に渡ってしまったのです。大変遺憾です。私は、ショックの余り早々に帰宅し、「おニャン子クラブ=ファイナルコンサート'87」を見て寝ました。

2001年2月28日  イラン産のザクロ  長曽我部

マタノ氏からZ子ちゃんへの差し入れは、イラン産のザクロでした。健康に良いと言うことで女性に大人気のザクロですが、実は原産国はペルシャ(現在のイラン)ということで、これは由緒正しいザクロです。大きく赤い実が日本で見かけるものと違って割れていません。割ってみると粒が大きく、ほのかな酸味と程よい甘さが食べやすく、口の中で弾けた時にバレンシアオレンジのような柔らかな香りが広がり高貴な味わいをかもし出します。さすが本場モノ!Z子ちゃんのおこぼれをおいしく頂きました。女性ホルモンが多く含まれているそうで、女性向けのザクロ健康食品が売れているのも当然ですが、頭の薄い男性にも有効だと思います。