CONTENTS
音楽とは
音楽エッセイ集
カンタン英会話集
オーボエ調整法
CONCERT
フルートフェスティバルin福岡
福岡コンサート情報
MUSICIANS
清水信貴
岡本真
平潤子
熊本マリ
ミルバーントリオ
音楽鑑賞会
バッハコレギウム合奏団
福岡ミューズ音楽院
院長あいさつ
福岡ミューズ音楽院の紹介
音楽レッスンQ & A
案内図
OTHERS
リンク集
アンケート
メールを書く/表紙に戻る

2001年2月号第3週 (2/14〜) 

2001年2月14日  涙のバレンタインディ   長曽我部

今夜、博多中洲の居酒屋「一京」の前を通りかかったところ、店の前で20歳位の美しい女の子がしゃがみ込んで泣いているではありませんか。女の子は、全身白ずくめで、ミニスカートに光沢のあるレザーのコート、凄く高い厚底ブーツです。路上に倒れて泣きじゃくっているので、厚底ブーツの操作ミスで転んだのかなと思って、「大丈夫?」と声をかけてみても、ただ泣くばかり。これは、ただ事ではないと思い、「こんな寒いところより、お店に入って暖まって行きなさい!」と、一京のオヤジも出て来て説得したんですが、まだ、泣いてばかり。ふたりで抱え上げようとしたら、さっさと立ち上がって行ってしまいました。何だったんでしょうか?ぼくもオヤジも怪しい風貌ではないんですが・・・。「一京」のだご汁で暖まって行けばよかったのに・・・。(写真;女の子は一京の看板の前に倒れていた)

ただ、彼女が持っていた「16区」(人気のケーキ屋さん)の紙袋から覗いてたチョコレートの包みが、妙に寂しそうでした。

ぼくだけ、「一京」のだご汁で、身も心も暖まって帰りました。

2001年2月15日  ロンドンは早足    長曽我部

ロンドンと言えば、ミレニアム=2000年記念にできた世界最大の観覧車=London Eyeが話題ですが、ロンドンの最新情報はリージェント・ストリートに、時速4.6km以上で歩かなければいけないという条例ができたという事です。人が歩く速度は、普通に歩いて時速4km程度と言われています。もちろん、人によって、時と場合によって、歩く速さには差があると思いますが、4.6km/hというとちょっと早足で歩かなければなりません。音楽の速度用語では、 Andanteが「歩くような速さ」と説明されていますが、これはかなりゆっくり歩く感じのテンポです。Andanteをメトロノームの72として普通の人の歩幅が約60cmで計算すると、時速に換算して2.5km/hです。 Allegro=112で計算してみると、速度が加わって歩幅もやや広がり70cmと想定して、時速約4.7kmとなります。4.6km/hの速度は、行進曲に合わせて歩くようなものです。かなりの早足ですね。さすが、世界の中心都市ロンドン、このあたりの人通りは東京の地下鉄駅のラッシュアワー並みだそうです。

とは言え、まだ、速度違反で捕まった人はいないそうです。(在ロンドン=藤沢祐子さんの情報)

2001年2月16日 クラブ「蝶」のフルーティスト 長曽我部

きょうは、博多中洲のクラブ「蝶」(3/2)というお店に行って来ました。「フルートの生演奏をやっている店があるので、付き合え!」という、音楽好きの会社社長=T氏のご招待で、ありがたくご馳走になりました。お店は、高級感あふれる内装で、店の女性たちも美しく上品でしたが、美人フルーティストの生演奏が、更に雰囲気を盛り上げていました。クラブ「蝶」という名前に、多少、身構えて行ったのですが、お姉さまたちに見送られてリッチな気分で帰宅しました。美人フルーティトの演奏は、金曜日のみだそうですが、他の日は美人ママのピアノの演奏が聴けます。ボトルは、Hennessyほか、サントリー=響、スコッチ=ジョニ−ウォーカーやバーボンの年代物まで各種あります。

2001年2月17日  ブッシュ坊や「戦闘開始」 長曽我部

ついに、ブッシュ大統領の軍事ゲームが始まりました。日本時間の本日未明、現地の昨夜、米英軍によるイラクへの空爆がおこなわれ、ゲームのスタートです。アメリカ側は、攻撃理由を「飛行禁止空域でのイラクの米英軍機への頻繁な対空砲火に対する報復」と言っていますが、それはあくまで表向きの言い訳で、いよいよ戦争好きのブッシュがゲームのスイッチを押したという感じです。もちろん、イラクのフセイン大統領の言い分も真実味に欠けるもので、どちらも大人のやっている事とは思えませんが・・・。

父親=元ブッシュ大統領が展開していた湾岸戦争を見ていた息子が、やっと自分の順番が回って来て、コンピューター・ゲームのコントロールレバーを動かし始めたといったところでしょうか。ジャンボ機の操縦ゲームに飽き足らず、ハイジャックまでして本物の操縦桿を握ったインテリさんの事件を思い出します。

2001年2月18日  交通安全キャンペーン 戸次 三郎

自転車運転者の横暴ぶりが目に余ります。信号無視は当たり前、自動車車線や一方通行の逆走行、夜間の無灯火走行、歩道での人にぶつからんばかりの乱暴運転など、被害者にも加害者にも成り得る暴れん坊は許すわけにはいきません。私の知る限り、外国の都会では(アジアは例外)自転車はほとんど見ませんし、乗っている人は殆どが本格的スポーツサイクリストです。服装もそうですが、荷物などもコンパクトにまとめリュックタイプで身に着けています。駐輪も分解して建物内に持ち込むか、タイヤとサドルを外してパーキングメーターや街路灯にボディだけを括り付けます。もちろん、田舎ではママチャリも女性サイクリストも多く見かけますが、街ではスポーツタイプオンリーです。都会にも無秩序に自転車を乗り入れる日本は、どちらかと言うと後進国タイプです。後進国と言う言葉がワープロ変換できないようなので、発展途上国と言い直します。

2001年2月19日  宮崎シーガイヤ倒産 長曽我部

今朝のニュースで、大型リゾート施設「宮崎シーガイヤ」の倒産を知りました。この春オープンの大阪のユニバーサルスタジオ、秋のディズニーランドの新施設東京ディズニーシーのオープンを前に、ハウステンボスの経営不振も重なって、日本経済の先行きに不安を覚えずには居れません。「シーガイヤ」のオープンにあたっては、ぼくの親父も周辺施設への投資を考え、実際現地におもむき下調べをした経緯があり、結果、投資を見送った適格な判断力に、今更ながら敬服させられます。

そして、このニュースを聞いてのZ子ちゃんのコメントにも感心させられました。彼女によると「マリンリゾートを南国宮崎に造ると言う発想が間違い。北海道など海のレジャーのないところに造るのなら理解できるし、スキー等のウインターレジャーと組み合わせて、宿泊施設等を共有すれば経営的に成り立つのでは?」というものです。なるほど・・・。

こんな人たちに囲まれて、長曽我部の未来も安心です。

2001年2月20日  楽曲名と差別用語 長曽我部

一昨日の戸次三郎さんの日記を読んで、最後の言葉=差別用語に思ったこと。
小説や写真の表現に国家が規制を加えることに賛否があるように、音楽にも最近は奇妙な規制があります。ドビッシーのピアノ曲集に「小さな黒ん坊」という曲がありました。子供向けのかわいい曲なんですが、近年「小さな黒人」と、日本語の題が変わりました。

「黒ん坊」という表現が人種差別に触れる表現だから、という理由です。「後進国」という表現がワープロの変換リストに存在しないように「黒ん坊」という言葉は、日本語ワープロでは変換ができません。この曲の英語題は「Little Negro」というんですが、黒人の子供がかわいく踊る様子をドビッシーが子供でも弾ける曲として作曲したものです。黒ん坊と呼ばれて喜ぶ黒人もいないと思いますが、かわいい=cuteと言う意味の黒ん坊と言う表現もあると思うのです。「小さな黒人」では、キュートな子供のイメージは湧きません。決して、ぼくは黒人を差別したこともありませんし、そんな気持ちもありません。だから、この曲を「小さな黒ん坊」と呼ばせてください。

2001年2月21日  楽曲名と法律 長曽我部

もう20年以上前の話になりますが、文部省唱歌の見直しが行われました。 J-POPやビートルズの曲が教科書に加えられて、日本の音楽教育も一歩進んだと、喜んだものでした。しかし、その裏側で、時代にそぐわないという理由で教科書から消えていった名曲もあったのです。

「夕やけこやけの赤とんぼ・・・」と、聴けば知らない人はいない童謡「赤とんぼ」の2番の歌詞に不適切な表現があるとの理由で、2番の歌詞が抹消されました。その歌詞とは「15で姉ヤは嫁に行き・・・」という部分です。法律上、15才で結婚する事はできないから、間違いを教えてはいけないという訳です。

教育上、法律を正しく教える事も大事ですが、歴史的な日本の文化を踏まえた上で現代社会の真実を教えても不都合はないと思いますが・・・。むしろ、歴史的にそんな文化風俗があったという強い印象で、今の法律もキチンと覚えられるのではないでしょうか? 芸術には、切り離す事の出来ない時代背景というものがあるのですから。