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 院長あいさつ

正しい基礎を身につけて、
音楽を愛する心を育てましょう。

院長

岡本 眞
桐朋学園大音楽学部卒、米国ニューヨークジュリアード音楽院に留学。現在、福岡女子短期大学音楽科、大分県立芸術短期大学講師も兼任。

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現代社会における音楽の役割

最近の日本における音楽人口の増加は、ポップス系の台頭も含めて目ざましいものがあります。
デジタル楽器やオーディオの普及もその一翼を担っていますが、戦後の著しい生活・文化の向上が、音楽に耳を傾ける心のゆとりを日本人に持たせたのだと思います。
その中で、学校における芸術系の科目に裂かれる時間は、有無を言わせず削られて来ました。


現代社会では殺伐とした事件が多く起こっていますが、歴史上珍しいような残忍な犯罪も見られます。
その原因のひとつとして幼児期や思春期における教育と言うものがあげられます。
日本全体が受験地獄に巻き込まれる中、幼児期には幼児の、思春期にはそれなりの情操教育や感性への刺激が必要なのです。

5歳頃までは感受性が大きな発展を遂げる時で、その時期に数字や知識に関するデータを入力し過ぎると脳内の感性をつかさどる部分が影に隠れてしまい、発展を開始するタイミングを失ってしまいます。
また、逆に6歳頃からは知識の吸収が著しく発達を見せ、感性の発達が影を潜めます。
しかし、この間も一度動き始めた感性の発達は、止まったわけではなくゆっくりと密かに進みます。
11歳頃の第2次性徴期に外からの刺激によって一気に花開くのです。
大きな感性の発達期は20歳頃にもやって来て、感性と知性の豊かなバランスの取れた成人が出来上がります。

何回か訪れる感性の成長期に、良い音楽や美しい絵画、感動的な自然 などと触れることが人間にとって欠くベからざる教育のひとつと言えるでしょう。

092-531-3564